運輸安全マネジメント

運輸安全マネジメント

令和7年度(令和6年9月21日〜令和7年9月20日)の結果について

1. 令和7年度輸送に関する安全目標の達成状況について
  • 重大事故 発生件数 …………………… 0件
  • 有責接触事故・車内事故発生件数
    (当社が第一当事者となり、第三者に損害を与えた事故)…… 21件
    目標13件に対し、プラス8件  161.6%
2. 事故に関する統計(自動車事故報告規則第2条に規定する事故)

自動車事故報告規則第2条に該当する事故 ……………… 0件

令和8年度 運輸安全マネジメントについて

令和8年度の当社における運輸安全マネジメントの取り組みは以下の通りとします。

1. 安全方針
  • 「安全・快適・信頼」(ヤサカグループの共通スローガン)
  • 「基本を守ってしっかり確認」(ヤサカ観光バスのスローガン)
2. 安全重点施策
  • 重大事故 発生件数 …………………… 0件
  • 有責事故 発生件数 18件以下(当社が第一当事者となり、他者に損害を与えた事故)
  • 3か月ごとに目標を立て乗務員教育・掲示・点呼にて周知する
    10月度〜12月度(9月21日〜12月20日)
    「街路樹や電柱等に注意し、ミラー脱落事故を起こしません」
    1月度〜3月度(12月21日〜3月20日)
    「車庫内・施設内で発進・後退の際は、周囲の状況をよく確認し、接触事故を起こしません」
    4〜6月度(3月21日〜6月20日)
    「ハンドルを切る前に再度ミラー・目視確認し、オーバーハングによる事故を起こしません」
    7〜9月度(6月21日〜9月20日)
    「後退時の基本を守り、後退事故を起こしません」
3. 輸送の安全に関する計画(PLAN・DO)
年間行事予定表に基づき、下記事項を計画、実施いたします。
  • 安全運動関係
    • @秋の全国交通安全運動(9月)
    • A大阪府無事故・無違反チャレンジコンテスト(大阪支社 10月〜3月)
    • B踏切事故防止キャンペーン(11月)
    • C年末年始の輸送等に関する安全総点検(12月〜1月)
    • D年末の交通事故防止府民運動(京都支社 12月)
    • E春の交通安全運動(4月)
    • F夏の交通事故防止府民運動(京都支社7〜8月)
  • 運行管理関係
    • @社長・安全統括管理者が運輸会議・班長会議などに出席します。
    • A社長・安全統括管理者による職場巡視を行います。
    • B年2回の健康診断の結果をもとに、運転者の健康管理を行います。45歳以上の運転者を対象に脳MRI健診を実施します。
    • C運行管理者・運行管理補助者について、運行管理者一般講習(2年に1回)の他、各種団体の勉強会・講習会に参加し法令遵守に努めます。また、管理職を対象にした研修を導入します。新たな内部監査員の養成を行います。
    • D運転者への安全・接客講習会を年2回実施し、安全意識の向上・接客レベルの向上を図ります。ドライブレコーダーを活用した社内教育を充実させます。デジタルタコグラフを活用し、乗務員の安全意識向上を図ります。
    • E初任運転者について、採用時の教習を重点的に行うほか、冬季における積雪時の運行に備えるための実地研修を実施し、チェーン装着、積雪時の走行等運転技術向上に努めます。また、本人の実力に応じて、何度でも再教育を実施します。
    • F法令の変更や事故事例を乗務員向けに掲示または配布し、情報の共有を行います。
    • G「今日のびっくり」(ヒヤリ・ハット)情報を共有し、事故防止に努めます。
    • H事故惹起者については、運行管理者が事故の原因を分析し安全運転の基本を再指導致します。
    • I宿泊先での飲酒事案の撲滅並びにアルコール検知器不正使用を絶対にさせません。
  • 車両関係
    • @最新型車両の導入を積極的に行います。(令和8年度 両導入予定)
    • Aデジタルタコグラフ・ドライブレコーダーの機器更新を実施します。
    • B整備担当者が中心になり、乗務員からの申告を素早く聞き入れ、車両不具合等の初期把握に努めます。整備担当者の育成、スキルアップを実施します。
    • C始業前点検、中間点検を確実に実施し、路上故障撲滅に努めます。
  • 自然災害等への対応について

    令和2年7月に策定された「運輸防災マネジメント指針」に基づき、昨今激甚化する自然災害等への対応について、更なる検討を進めてまいります。

    • @特に懸念されること
      大阪支社・兵庫営業所の車庫については、湾岸部に位置することから今後懸念されている南海トラフ等の大地震による津波や、大型台風通過による風水害の被害が想定されます。過去には2018年9月の台風21号上陸の際は、ピットのシャッターが破損するなどの被害がありました。今後も大型台風等襲来の予報があるときは、必要に応じて車両の避難、従業員・社内設備の安全確保、社内備蓄の体制構築等を検討します。
    • Aお客様への対応
      ご予約いただいているお客様に対しては、風水害等による高速道路の長時間通行止め等が予想される場合にはご旅行の中止を検討して頂くなど、状況に応じた提案を致します。
      すでに運行中の車両については、運行管理者と乗務員との連絡を密にし、お客様の安全確保を第一に対応致します。
    • B緊急時の応援要請への対応
      2018年7月、JR西日本 呉線が災害により長期間運休となった際、西日本旅客鉄道様、広島県バス協会等からの要請により鉄道代行輸送を承りました。また、令和6年1月1日に発生した能登半島地震では、京都・大阪各消防本部の要請により消防隊員の派遣輸送に貢献しました。このような緊急時の要請については、従業員や運行上の安全を考慮した上で積極的に検討し、被災地域に貢献できるよう柔軟に対応致します。
    • C乗務員・運行管理者に対し、自然災害・重大事故・テロ等発生時の訓練を実施します。